股関節疾患と言ってもいろいろな病気があります。
ここでは手術的治療が多く行われる変形性股関節症についてとりあげたいと思います。

この疾患は股関節の変形によって疼痛を生じる病気です。欧米では原因のはっきりしない一次性股関節症が主ですが、日本人の場合は臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼による二次性の変形性股関節症が約8割といわれております。





まだ関節のすき間が保たれていますが臼蓋形成不全などが存在する状態です。若い年代の方に多い状態ですから自分の骨で直す骨切り術の適応となることが多いです。
私は臼蓋を回転させ屋根を形成する手術(寛骨臼回転骨切り術)で対応しております。



関節のすき間が大分狭くなり変形のすすんできた状態です。
私どもは若い方の場合は積極的に骨切り術を選択していますが、早期に復帰したい方、50歳以上の方には人工股関節置換術をお勧めしております。

関節のすき間が消失した状態で骨の変形もすすんだ状態です。この状態ではほとんどの場合人工股関節置換術を選択いたしますが、若い方では骨切り術を行うことがあります。

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